おはようございます。
『お疲れ様です。』と書かれた
年賀状をもらった村田です。
■下半身デブ/女性/接客業
11月頃、股関節痛が初診だった。
それから、股関節痛のセルフケアを教えたら
すごく真面目に取り組んでくれていた。
昨年末、診た時、嬉しいことを言ってくれたんだ。
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『あれから毎日教えてもらったことやってますよ。』
おぉ~、そうみたいですね。
『そしてたらね、見て、センセ、足が細くなってきたんです。
私、下半身デブが悩みやったからホント嬉しいんです。』
うん、ほんと、太ももも締まってきたし
お尻も小さっくなってきましたね。第一姿勢がいいですよ。
『でしょ、家族にも言われるようになってきたんです。
あ、もう、股関節も痛くないですよ。体重も減ってきました。』
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下半身デブとはいわゆる下半身が上半身に比べて
大きい体型のこと。洋ナシのような感じかな?
下半身デブが股関節痛を作ったのか?
日常の姿勢や生活習慣が股関節痛を作ったのか?
ちょっと聞いてみたんだ。
・今まで運動は一切しなかった
・間食・お菓子大好き
・携帯ゲームが大好き
・更年期の始まりかけ(ホットフラッシュ)
・週末婚
聞けば聞くほど、生活習慣や
家族関係、心模様が目に浮かんできた。
仮説を立てて、点と点をつないでいく・・・。
だから、結果的に下半身デブになったのか
そして、体型が綺麗になれば
夫婦愛も深まり、どんどんハッピーになっていく。
症状は一過性の何かのサインの場合が多い。
このサインに気付き、ゴールを見つけてあげる
☆患者さんのゴールは痛みを止めること
★私のゴールは豊かに生きてもらうこと
みんな幸せになるため、さらに豊かに生きるために
いろいろな問題を抱えている。
その問題は、痛みとして現れることが多い。
痛みのない人生はない
だから四苦八苦っていうみたい。
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※四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における苦の分類。根本的な苦を生・老・病・死の四苦
生…生きていること自体肉体的精神的苦痛が伴う。
老…老いていくこと。体力、気力など全てが衰退していき自由が利かなくなる。
病…様々な病気があり、痛みや苦しみに悩まされる。
死…死ぬことへの恐怖、その先の不安。
根本的な四つの苦に加え、
- 愛別離苦(あいべつりく) – 愛する者と別離すること
- 怨憎会苦(おんぞうえく) – 怨み憎んでいる者に会うこと
- 求不得苦(ぐふとくく) – 求める物が得られないこと
- 五蘊盛苦(ごうんじょうく) – 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと
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接客業の患者さん
3回目に会った時はとびっきりの笑顔だった。
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『旦那に、綺麗になったって言われました。』
おぉ~良かったですね。
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きっと、ご主人のことが大好きなのに、週末婚で平日会えない、そんな折に更年期が始まり、心のバランスが崩れ、イライラが募り間食が増え、携帯ゲームにはまってしまう生活が続いた。代謝も悪くなり、大好きな人にも会えない。そんな毎日だった。どこかで絶たないとどんどん悪化は想像できる。今回、股関節痛で出会え、まじめにセルフケアを実践してくれて、みんながハッピーになれた。
Sunskytherapy
太陽のように美しく照り輝き
空のように全てを包み込む
セラピストに成っていっている
『写真』実家の屋上から
