帰省したら、家族の治療が待っていた。
□ 男性
□ 40代
□ 整形外科では『座骨神経痛』と診断
□ 膝裏からふくらはぎにかけて痺れる・痛くて触れない・立つのも辛い・盆休みの家の用事もできない・運転が辛い
□ ネットで調べたが、方法が分からない
1、KENポジションをやってみた
⇒痛みが10→8になる。
2、KYTベーシックNo1
⇒痛みが8→5になる。
立位になってもらうと、鎖骨の動き、肩甲骨の動きが硬い。対側の鎖骨を押さえると圧痛。(患側の大腿筋膜腸筋も)
3、鎖骨の圧痛除去
4、肩甲骨回し
⇒痛みが5→2になる。
『だんだん触れるようになってきた!』と声が出てき始めた。繰り返し、またKENポジションをやってもらうと、さっきより(5分前)かなり楽にできる。
5、足指組み(両方)
1、3、4、5、をしばらく自分でやってもらう。その間は、身体のお話をちょことだけした。家族の治療っていっても、妹の旦那さん、つまり適度な距離感がある。しかも、年に1~2回しか合わないし、家族が多いので、まともに会話し始めたのは、今年の正月からかもしれない。まず、緊張を取ることから始めることが大事。
遠くに離れていたり、頻繁に治療できない場合が多いのは、お互いに理解している。だから、セルフケア重視で自分で治っていく感覚を体感してもらった。つまり、私は特に触らない。2、KYTベーシックのNo1だけは触った。
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【Photo:紫香楽宮】
2019年8月の一覧
熱中症解決策 #490
快晴の8月5日。たくさんの快晴LINEが来ました。
快晴はほんと気持ちも晴れ晴れします。
ここ10日位、特に先週はほんとしんどかったですね。
梅雨終わりからの、暑さ増しや、大雨や雷
台風も発生してきました。
そして、熱中症が大量発生です。
ニュースでもたくさん取り上げられましたね。
私自身も、昼食後以外でも極度の眠気が起こり
とても、つらい時間を過ごすことが多かったです。
でも、昨日、今日と、かなり楽なんです。
私自身の熱中症の予防、解決策を列挙しておきます。
・ニンニクラーメンを食べた。
⇒身体が純粋にニンニクパワーを欲していた。
・塩を積極的に摂るようにした。
⇒水(500㎜)に耳かき2~3杯の塩を入れて飲む。
⇒スイカは必ず塩をかけて
⇒夏野菜はほぼ塩でたべる
・適度なお酒の量に変えた。
⇒3日ほど空けて飲む、毎日は止める。
⇒飲まなかった次の日は身体が楽
・クーラーを朝まで付ける
⇒今まで午前3時に切れるようにしてた。
⇒日の出まで熟睡できる。
・米を食べるようになった
⇒カレーライスを週に3回ほど食べた。
⇒とにかく、米が恋しくなった。
・昼寝、瞑想、眼閉じを無くした
⇒今までは、10分ほど眼を休める意味で眼を閉じてた。
⇒眠いときは、あえて起きておくようにした。
・暑さに慣れてきた
⇒クーラが苦手だから極力使わなかったが、クーラーをつけても温度差の変化になれてきた。
・鍼灸治療をした
⇒パイオネックス(貼鍼)を貼ることでかなり楽になった。
・シャワーを日に数回浴びる
⇒ミラブルに変えたから、ホント身体が楽なんです。
・整理整頓をした
⇒身の回りの整理をすこしだけした。
【考察】
バイクの走行距離は月1,000㎞以上。炎天下の酷暑のなか、バイクで訪問治療で回る。気温よりも湿度との戦い。信号待ちで停車すると、アスファルトの輻射熱、上からの太陽、前からの排気ガス、横からの車の圧。ヘルメットをかぶって下を向いたり、上を向けば、フラっとくるのも事実。栄養面、身体面、精神面、鍼灸治療とすべての効果が相乗でてきたと考えられる。
ここ10日ほど、独居嬢達が熱中症で搬送された。2人に共通していたことは、【塩分制限】だった。高血圧や、塩分制限を心がけていて、水分補給は『水』『お茶』『コーヒー』お酒は飲まない。いつも通り塩分制限の毎日だったから、汗で出て行くのに、水飲んで血が薄まって、体液バランスが崩れたのが原因と思う。この時期のしんどいは、十中八九、熱中症と思う。
無理せず、休んで、塩食べて、補給
今欲しいものはなんですか?
『塩昆布が食べたい』『オカキが欲しい』『寿司が食べたい』『こってりしたモノが欲しい』『カレー系がいい』食養生も大事だけど、クーラーを24時間付けたり、24時間クーラーのいるところで身体を慣らしたりすると、熱中症の予防になる。食欲がないときは、塩昆布、梅干しだけでも口に含めば多少は食欲でてくると思う。
去年につづき、今年も酷暑です。
命を守る行動、いつまでも若くないんだから
でも、『塩』は積極的に摂ると予防はできます。
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【Photo:喜多整骨堂隣の3メートル越えの向日葵】
治療は簡単、簡単は難解、難解はおもしろい! #489
春以来の勉強会
勉強会に行くとスッキリする!?
なんでだろう?その理由が分かった勉強会だった。
今日は鍼灸の勉強会
鍼灸師になって23年(1996年取得)
臨床も1万人以上はこなしてきた。
(春のYNSAもだんだんコツが分かってきた感じ)
でも、万が一って事例があるのも事実だから
万人に一人、10万人診てたら10人。
臨床経験していないと、分からないことばかり?
いや、今まで臨床してきたからよく分かったのも事実。
同じ内容を学生時や、卒後に聞いてても
きっと、ちんぷんかんぷんだったと思う。
今日は、刺さない鍼のセミナー
いつまで経っても不思議な現象
でも、23年やってきて、太極拳も3段とって
点と点が線につながってくると、見えてくるものがある。
(武術と治療はよく似ています。陰陽・内外虚実)
臨床実習でも、あれよあれよと症状が消えていく。
首の側屈回旋から、下肢の症状まで
それこそ、ものの数秒、数秒はいい過ぎでも、30秒以内か。
(同じような治療の勉強会に何年か前に参加したことあったけど、そのときは、正直いまいち分からなかった。だから、治療器具もそのまんま、、、でも、今日はその時購入した治療具を使ってみると、症状が改善された。使い方だったのか、教わり方だったのか、たぶん、太極拳3段・4段の稽古と治療具の使い方は似てるところがあるから、施術者(私)の身体ができてきたから、効果があったのかもしれない。勉強はなんでも同じで、おなじコトを聞いても、その時の、自分自身が受け取れるレベルでまるで変わってくる。今なら分かることもたくさん増えた。)
講師の言葉
『鍼灸師を選んだ時点で、”気の住人”なんです。』
が特に響きましたね~。
今だから、分かるし理解もできる”気の住人”
”気”の場に集まる人達
だから、スッキリする。
なんの”気”??
(元気だったり、やる気だったり、英気だったり、人のためは自分のためで、思いやる気だったり、フォーユーだったり、誰かを思い浮かべながら学びに来る向上心の集まりの気。”気”はイメージで思うこと。イメージが集まると絵を描きたくなる。絵は形。形は設計図。設計図のゴールはあなたの豊かな人生。)
気の集まりが”血”つまり、無形の集まりが有形?
気を操作するには”鍼”がいちばんいい
血(有形)を操作(調整)するのは”灸”がいい。
血は水で、灸は火だから。
解釈はいろいろだけど、ようは
患者さん自身が楽になってくれればいいってこと
早速帰宅後、家族で実験
ちょうど、下肢痛(スネ)・右首痛・右頭痛あり
主訴は生理痛の家族
ならった技術、ものの数分、あとは
春の勉強会のYNSAを織り交ぜる
だから、正味15分かかってない。
抜鍼後、数分で、口を開けて爆睡されました。
面白い。勉強会のアウトプットはおもしろい。
特に、治療系の勉強会、セミナーはおもしろい!
月一回は勉強会に行きたいのは本音のところだけど
家族持ちの先生達は大変なんだろうな~
(夏休みだし、暑いし、勉強会は日曜日だし)
そんなことを考えさせられた勉強会でしたね。
鍼灸は奥が深いけど、理屈理論は簡単。
簡単なものほど難しい
私たち鍼灸師は”気”の住人です。
すべてそこに答えがあると思えば、点と点が線に繋がっていきました。
治療は短く
癒やしは長く
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【Photo:海のそばの学びの場】どこの駅でしょう?