冬の日本からおはようございます。
ハワイから帰国して時差ボケでさらに起床時間が早くなった村田です。
今回の海外研修で一番の収穫は、目で見て分ったことですね。
ひとつの大きな疑問が、実はジクソーパズルの組み合わせだったってことに気付きました。
『なぜ、太極拳をやっている高齢者は活き活きと元気なのか?』
そして、ほぼほぼ例外なく、太極拳をされている方は美人が多い。
これはどういった仕組みなのか?
どういう仕組みでキレイキレイホルモンがでてくるのか?
身体を開いて解かったこと。
感覚受容器(メカノレセプター)は主に足裏や関節にあるんだ。
身体のちょっとした変化を察知し、脳へ信号を送るのね。
この、ちょとした変化っていうのが、例えば、目に見えて分るバランスだとするね。
転倒しそうになったら転倒しないように、足底が察知して、脳が信号を送るとか。
ここまでの話しはなんとなくイメージできていたんだけど、今回の研修で大きく学んだことが、『速い動きでも、遅い動きでも、同じ行動をしても、環境が違ったら脳は新しい情報として認知する。』ってことだったんだ。
実際に、初ハワイ到着の翌日スーパー緊張の中、アラモアナビーチパークで太極拳をやってみたんだ。
なんというか、立っているんだけど、宙に浮いてるような感覚、立位から肩幅に足を広げる『開離歩』第一動作の動き、体重を右足にのせて、左足を肩幅に広げる、踏ん張ってるんだけど、浮いている、靴を通じて感じる芝生の感触、たった、この一歩、足を開く初動作だけでさえ初の体感、なんなんだ!?この感触!この感覚!すごく新鮮だったのね。
同じ動きをしても、体育館、畳の部屋、公園、日本、アジア、赤道上、場所(経線・緯線)が変わったり、雨上がり、寒い、暑い、低湿度、時差ボケの身体、様々な環境の違いが、常に新鮮な新しい情報として脳が認知してくれるということを身をもって体験したんだ。
正直、日本でやる太極拳よりも、ハワイでやった太極拳の方が数段気持ちよかったのね。
メカノレセプターは、動きの中で常にフィードバックしながら確認していくと、さらに効果が高まるとのこと。
つまり、太極拳の動きは、1秒間に約5㎝の動きだし、逆に、留勁と発勁と異なる動きもある。それこそが特に足底に多いメカノレセプターの感知を高めやすいってことなんだ。
私たちは動く。
どうやって動く?
何が目的で動く?
転倒したら元も子もない。
転倒しないように、コアの筋肉、臀部の奥にある筋肉、『梨状筋』『大腿方形筋』『外閉鎖筋』『内閉鎖筋』『上双子筋』『下双子筋』テキストでは割と大きく書かれるけど、実際に開いてみさせてもらうと、とんでもなく細くて短いんだ。大柄な男性でも小指分くらいしかなかったのではなかろうか?この小さいなコアの筋肉のお蔭で転倒しないように動くことができる。
そして、様々な環境の変化を意識しながら、その都度フィードバックして体感しながら太極拳を進めていくと、どんどん脳が活性化されるってことなんだ。日本は幸いに四季がある国。毎日が新鮮な環境だから、毎日意識しながら一歩ずつ歩いてみる。ただそれだけで、メカノレセプターが活躍してくれるんだ。
太極拳を通じて心と身体を美しく
小さなことからコツコツと
目の前の人を豊かにすることが
地域貢献、社会貢献、地球貢献へとつながる
Sunskytherapy
太陽のように美しく照り輝き
空のように全てを包み込む
セラピストに成っていっている
【写真】赤道上だから日射角度が変わるのね。
メカノレセプターが活躍するのは太極拳療法(Taichitherapy)、タイチセラピー#0021
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