昼前に留守電があった。
『ギックリ腰になりました。ヘルプミー!』
顔は知ってる。挨拶をしたこともある。
でも、今日、初めてお電話をいただき
初めて診させていただきました。
不思議なもので、どういうわけか
今日は、タイミングがとても良くて、
たまたま、患家から患家の間にあるお宅だった。
(あっ、サンスカイセラピーは訪問中心になりました。)
初めてのお宅
初めて上がる家
誰(家族構成)が住んでいて
なに(ペット)がいてて
まったくのNO情報
ただ、ただ、ギックリ腰になりました。ヘルプミー!
その留守電と、ふだんの管理職としてお勤めされている
患者さんの状態を思い返しながら
往診(訪問治療)行ってきました。
ピンポンー♪
玄関を開けると、幼子と大猫が出迎えてくれました。
■ギックリ腰
■30代女性
■管理職(今日は激痛で休む)
病院はインフルにかかりたくないからと行かず。
いわゆる絵に描いたような姿勢
四つん這いで廊下を這いながら出迎えてくれたんだ。
見るからに辛そう。痛そう。苦しそうだった。
患者さんには申し訳なかったが
久しぶりに見る典型的な症状だったから
スルスルとプランを見立てることができてしまった。
最初にこれから始めた。
[1] 操体法(もう20年以上使ってる)
これは膝裏の定番のやつ
時間にして数分、【10】の痛みが【1】になる。
キョトンとした顔の患者さん。
あまりに早かったから【1】を限りなく【0】にしてみると言ってみた。
だって、スルッと起き上がれてしまったからさ。
[2] KYTBasic①
さらに、みるみる緩んでいくのがお互いに分かった。
[3] MB式整体 立位編
上半身のモヤモヤ感が消えたようだ。
[4] KYTAdvance 肩
もうここまでくれば、ほぼほぼ【0】になった。
[5] 最後のセルフケア
これが、一番大事で肝心なこと。
☆ Kenポジションで痛みはない
☆ タイチーセラピー(放鬆)気に入ってもらえ
☆ 日常生活動作の具体的なアドバイスで終了
患者さんに鍼をするまでもなかったから
終始賑やかだった幼子に小児鍼をしてあげた。
『治療に通った方がいいですか?』
治療に行くことで、気分転換、気晴らしになるなら
ぜひ通った方がいいかもしれないけど。
多くの管理者は、行く間がないのが本音。
30代~50代の管理職の方達は
自分の体のことは二の次で
家族のことや、仕事のこと
自分以外のことでいっぱいいっぱいの方が多いでしょ?
往診と外来の大きな違いは、
患者さんのバックグラウンドが解ること。
『この椅子で○○してください。』
『ここで、○○の時、○○するとしやすいです。』
外来で来られると、本質が見えないことが多いけど
往診させていただくと、明確に見えることがある。
目的論的治癒論。その痛みの原因をつくった目的は…。
サンスカイセラピー
堺市~岸和田市まで(バイクで回っています。)
患家から患家まで1時間以内(約15㎞程度)
治療時間、平均20分。セルフケア指導30分。
極力1~2回の治療で終わらせます。
Sunskytherapy
太陽のように美しく照り輝き
空のようにすべてを包み込む
セラピストになっていっている
2019年今年もバイクで駆け回ります。
初めての方の治療の流れ。 #469
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