おはようございます。
きれいな朝日を見た村田です。
今週は「秋分」。だんだん昼の長さが短くなってきていますね。
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先週のつづき・・・・。
『目には目を、歯には歯を。』
のハンムラビ法典、一度は聞いたことありますよね。
『認知症には認知症で。』
これが、私が認知症の方に実践した事例です。
訳の分からないことをいうおばあちゃん。
つじつまが合わないおじいちゃん。
同じことを何度も言ってくる(聞いてくる)おばあちゃん。
帰宅願望・不穏真っ盛りのおばあちゃん。
満腹感がなく永遠に食べ続けるおじいちゃん。
もの忘れと認知症は明らかに違います。
でも、認め知ることが困難になる症状。
だから、認知症には認知症で対応してみました。
・・―認知症のお婆さんと朝出会った時・・―
私:『〇〇さん、おはようございます。』
〇:「ん?」
一瞬、目を合わすものの、スタスタと通り過ぎる。
すぐさま、追いかけて、目の前に行き
私:『○○さん、明けましておめでとうございます。こんばんわ。今日も暑いですね。もうすぐ雪が降るらしいですよ~。』
〇:「ハハハ、なに訳のわからんこと言うてますの?今は夏でっしゃろ?」
※ひとつ、ひとつ認識していってもらう。カレンダー。暑い。服装。行事(風鈴・扇風機・うちわ・祭りポスター)
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私:『もう、11時(午前)ですわ。寝る時間やわ。』
〇:「お昼前の11時とちゃいますの?」
※午前中の明るい日差しが入る場所で11時を指す時計を一緒に見るのがコツ。
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「飯はまだか!」とさっき食べたコトを忘れてる婆さん
私:①『ほんまやね~。お腹空いたね~。』
⇒②『俺も腹減った。なんか作って(買ってきて)』
⇒③『今作ってるから。もうすぐできるから。』
⇒④『お茶でも飲んどいて。』
※聞いたことを忘れてくれるので、まずは『安心』してもらう。けっして反発しない。
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同じ立ち位置に立ってみる。
同調してみる。
安心してもらう。
不安・不信・不満にさせない。
人は弱者を見ると助けたくなります。
自分がしっかりしなくっちゃって意識してくれる。
認知症の方を『頼りにしてみる』ってのもひとつの手ですね。
『認知症には認知症で。』
Sunskytherapy
太陽のように美しく照り輝き
空のように全てを包み込む
セラピストに成っていっている
『写真』秋。曼珠沙華(サンスクリット語:天界に咲く花)。相思華(韓国語:葉は花を想い、花は歯を想う。)。田んぼの土手に咲くのは、モグラやネズミから稲を守るため。球根に猛烈な毒があるからなんだって。
認知症ならサンスカイセラピー ♯0270
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