おはようございます。
8月最後の日曜日。ワクワクの村田です。
『すみません…。』
何を謝っているのか分からなかった。
昨年、O脚の治療をして改善した女性。
嬉しくてあちらこちらに宣伝してくれたらしい。
しかし、数日後、急に改善したもんだからわかりやすく言うと、いつもの身体じゃないから、いつもの生活動作をするときに違和感を抱き、〇十年、O脚の生活をしてたのが、一度本気でO脚の治療をして1回で良くなってしまったから身体が別物になってしまい、他の関節や筋肉が痛くなったと。
O脚には悩んでいた。
だから本人も努力して治療に臨み改善した。
しかし、その後、苦しい生活動作になり
痛くて、苦しくて、辛いとあちこちに宣伝してくれた。
それっきり、もう来なかった。
9か月後、別の症状で再来院。
数度目の来院の時、9か月前の話を教えてくれた。
『センセ…、すみません。悪気はなかったんやけど、O脚は治って嬉しかったんやけど、それ以上に、痛くて、苦しくて、辛かったんです。O脚は治していらんから、腰の痛いのを何とかしてほしい。』
私は9カ月前、O脚の症状だけに視点がいってた。だから、下肢が真っ直ぐなれば生活もしやすいはずだって。そして、〇十年とO脚で生活してきたから、施術後の生活動作指導、アドバイスもきちんと聞いてくれるはずだと思い込んでいた。でも、歪んだ身体で〇十年生活してて、1回の治療で歪みが取れ真っ直ぐになったら身体からしてみれば、歪んだ身体が正常で
まっすぐで正常な体が『歪んでいる』と認識したのかもしれない。
かと言って、生活動作を指導していても24時間付きっきりじゃないし、本人の癖や、習慣があるから、それを変えるのは難を要する。
つまり、こうだ
O脚には悩んでいたけど、それなりに生活動作はうまくいってた。
根本の原因はO脚の症状でも、O脚特有の利点?がある。
もっと深堀すると、O脚になった『目的』ってやつだ。
私も、彼女も、改めて気付いた瞬間だった。
痛みの閾値、沸点を超えないラインで施術しつづける。
『どうなりたいか?』
『どうしていきたいか?』
彼女は素直でありがたい。
興奮もするし、反省もする。
魅力ある人の共通点かもしれない。
なぜか、当院を気に入ってくれている。
術者は知らない患者のこと
薬も飲んでれば、他院にも行っている。
当院だけで改善したなんてことはないだろう。
術者は謙虚に親切丁寧に。
意識は高く。態度は低く。
一番は必死のパッチの患者さんの努力なんだから。
Sunskytherapy
太陽のように美しく照り輝き
空のように全てを包み込む
セラピストに成っていっている
『写真』アリオ鳳にて。
意識は高く。態度は低く。サンスカイセラピー ♯0247
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